イオナンタ用ラベルの開発
イオナンタを大量に育てていると、管理が大変になってくる。購入記録、交配記録などの情報を数百株分記憶するのはほぼ無理。ラベルで管理していく際にどんなラベルを選んだら良いかの考察。
1.既製品
既製品を買うなら銅線が付いたプラスチック製ラベルが選択肢に入る。近所のHC(ホームセンター)で買うもよし、ネットでポチるもよし。プラスチック部分の形状が複数タイプあるので、自分の好きな形のを適宜購入。「吊ラベル」という名称で流通することが一般的な模様。実際に買ってみたものの、自作ラベルには及ばない。
長所:
ネットでポチればすぐに手に入る。
短所:
銅線は長年屋外環境に晒していると、劣化する。10年単位で屋外環境に晒すと、腐食で朽ち果てることもあるかもしれない(海上、砂浜、海岸沿いでにでも住んでいない限りさすがに朽ち果てはしないかも)。小型種にはちょっと大きいかもしれない。
2.自作
自作するなら下記のとおり。
・園芸用ラベル(プラスチック製、サイズ、形は各種あるので好きなものを)
・ステンレス線(0.28mm)、銅線(0.28mm)などの針金
※0.5mm前後の線だと曲げにくいため、規格の中で最も細い0.28mmがおすすめ。
・きり(穴の大きさは0.3mm程度で十分、きりの先っぽで少しだけ穴をあけるイメージ、深く差し込む必要はない)
長所:
プラスチック部分の形状の選択肢が多い。ステンレス線に変更できる(既製品の吊ラベルでステンレス製のを見たことがない)。ステンレス線の長さを自分の好きな長さに調整可能。既製品を買うより若干安くなるため、大量に欲しい方には良いかも。
短所:
自作するのがめんどくさい。工具類を一切持っていない人からしたらコスパが悪くなるため、選択肢にすら入らないかも。きりで穴をあける際にケガをするリスクあり。
もちろん、ここで紹介したラベルはチランジア全般の管理にも重宝する。手持ちのcapillaris50種類以上を管理する際などにもどうぞ。
機会を見つけて銅線、ステンレス線、被膜付き針金それぞれのイオナンタの葉に与える影響なども対照実験をして調べたい。
最終更新日:2020/7/3
「イオナンタ用ラベルの開発」への1件のフィードバック
コメントは受け付けていません。