無菌播種コンタミからの救出作戦

ラボピタで密封、ガラス瓶に水をかけない(表面張力、陽圧、陰圧から浸水を誘発?)、毎日観察するのは予防策としての基本。

どんなに注意してても高価な実験設備を持ってるわけでも、その道のプロなわけでもないので、一定の割合でコンタミが発生するのは避けられない。コンタミ発生とうまく付き合う方法、対処方法を検証していく。

(共通事項として、コンタミ発見したらすぐに開封して水洗い。強すぎない水勢で優しく。)

1.金属板に避難

2.ラシナエアクリスパなど多湿環境で育てている植物の上に置く

3.再滅菌して新しい培地に戻す

今のところ1から順に簡単かつ成績良好。3あたりは、うまい滅菌方法がわからないし、失敗率も高いイメージ。しかも面倒くさいし、置き場所ももうない。

ほぼ確実に失敗する例は下記のとおり。

ヘゴ、コルク、ヨーグルトの蓋、綿花、イオナンタの葉の上に置くなどなど。

ガラス瓶の中で育ってきた実生株からすると環境変化が大きすぎるのかと。枯れ方としては、段々と深緑色になっていき、茹でたあとの小松菜のようになり、萎れ(写真1)、数日後には生命反応がなくなっている。

写真1.馴化失敗、間もなく枯れるパターン

ここ数年、失敗経験が重なりまくってきているので(成功経験少なすぎ)だいぶ実生にも慣れてきた。イオナンタ種子ストックも置き場所なくなるレベルまで達しつつある。