Tillandsia ionantha var. vanhyningii minor発根開始
2020年6月入荷のニンギー極小種ついに発根確認。LED直下の一等地に置いているため、発色良好。
本種は成長遅く、一般流通はまずない。10株未満しか入手できず、来日当初は機嫌を損ねており、枯れかけたのも数株。芯が抜け、終了したかと思いきや、抜けた場所から新芽が出てきて再生、九死に一生を得る。
ニンギーは小型種っぽいのも他に数種出回るものの、本種だけは確実に他種と違う超極小種。エクストリーム、スモール、コメットなどとして出回るものと本種は明らかに異なる系統。環境変異などではないのは明らか。
ニンギーは折れやすく、普通のイオナンタより若干神経質で育てにくい部分もあるが、一度栽培環境に慣れてしまえば、あとは順調に育つことが多い。数度失敗したとしても、諦めずチャレンジしてみる価値あり。紅葉、トリコームなど非常にきれい。