Tillandsia grandispica実生大量増殖計画

写真1.2021年1月撮影

無菌培養していたが、ガラス瓶内の環境が悪化してきたので救出したretorta RFI由来、ionantha KK由来、grandispica KK由来を錫の板の上に置いてみた。

grandispicaの無菌播種での発芽率はほぼ100%、途中ガラス瓶内で枯れまくり、残り1株だけになってしまっている。実生株の見た目はイオナンタの実生株と瓜二つ。見分けつかないので、混ざらないように注意が必要。

この謎の方法は今のところ生育は順調なるものの、水道水中のカルシウムやらミネラル類が白く析出してき見栄えが悪くなるのが欠点。

錫は商品名「花水幸」を採用。イオナンタ実生栽培に一定度有効かと。棒状の同類製品もあったりして持ってますが、板状の方が使い勝手良いです。入手性に若干難あり。いつだったか出張で訪れた錫の聖地、富山県のJR高岡駅で購入。確か600円か700円。ネットだとやたら高いようなので買う気が起きない。別に錫ではなくても、金属イオン出して、軽めの殺菌作用のあるものなら何でもよいのかと仮説立ててやってます。家に転がってる、古いアルミ製弁当箱でもよいのかもしれない。

atroviridipetalaから独立したgrandispicaの実生栽培に成功したら、相当インパクト大きい事件かと。親株はもう両種類とも出回っていない。コロナの影響で海外業者も日本に来れず、入手は以前に比べてさらに難しくなっている。実生大量増殖計画稼働します。

ionantha haselnuss KKも種子大量確保。実生で大量増殖していきます。