イオナンタ輸入直後に開花する法則

写真1〜4.2022年6月撮影

前から思ってたけど、イオナンタって海外から輸入直後にすぐ開花しちゃう。暗闇(くらやみ)に10日くらい置いとくと、開花スイッチ入っちゃうとか?なんたらホルモンの影響?

寒さに当てると開花スイッチ入る系のチラはよくあっても、輸入直後に開花しちゃう報告ってのはあまり報告例ない希ガス。この分野の論文読み込んでからこの文章書いてるわけでもないので、勝手なこというと植物研究者から叱られそうなので深入りはしない。

写真は2022年6月に欧州の大学附属植物園に送ってもらったイオナンタ数種類。同所では、イオナンタも他のチラと同じく管理番号つけられて育てられてるが、イオナンタ譲ってもらう際は管理番号なしで無作為に数種類送られてくる傾向あり。管理番号指定してもスルーされるので「とりあえずイオナンタ何種類か適宜見繕ってください」とオーダーするのがコツ。ionantha Mini Handgranate、ionantha Handgranateとして過去に入手した個体と瓜二つの表現を見せるイオナンタも送られてきており、かなりよい。ウスネのついでに購入したわりには大成功。

ただの「イオナンタ」として入荷したからといって、同所のあなどったら負け。とりあえず売っていただけるだけ買い、届いてから自分でなんだろうかなといろいろと考えながら管理していく。増えすぎちゃって、子株を交換に出す際はその旨を次のオーナーにしっかり伝え、理解できる方のみに送付すると。市場が乱れるし、もう何がなんだかわからなくなるので、勝手に名前付けちゃうのとかはアウトと決めている。

その辺の話題は、コロナ前に某アジア圏から大量にハンドキャリーされてた謎系のイオナンタ(ionantha thick leaf、ionantha spp. Singapore、ionantha spp. Thailand、ionantha spp. Philippinesなど)とからんでくるものがある。あの系のイオナンタ好きな人には今回の欧州産イオナンタの魅力も伝わると思う。なにせ、植物分類や学名を付ける際の原則とか完全スルーで勝手に適当な名前付けちゃってるんだから多少はディスられても仕方ないかと。

と、何言いたかったよくわからなくなってきたのでこの辺で。とりあえずなにか困ったらいつでもご連絡お待ちしています。