Tillandsia usneoides extra fine form

写真1〜4.2021年6月撮影

いわゆる極細ウスネ。室内だとなかなかうまく育たないが、屋外の木の下など湿度高めで風通しの良いところに吊るしておくと状態がみるみるよくなり、増えていく。工夫すれば、関東以南なら年中屋外栽培もかろうじて可能かもしれないが、相応のリスクあり。何束か持ってれば1束くらいだけ越冬可能か試しながら徐々に。

束ではなく、1本単位で手に入れてしまった場合はそのまま単体で育てると乾燥ですぐ枯れるので、他の植物やチランジアにからめて育てるのがポイント。

台風の塩害などでもすぐ枯れるので台風時は当然室内に。強風時もどこかに飛んでいって紛失するので屋内に。

あるところにはあるけど、探すと意外と売ってるの見かけないかと。太いのはよく売ってるけど、あれはなかなかうまく育たず、日本の一般的な住環境、ベランダ栽培では普通にやってたらすぐ枯れるので極細ウスネがおすすめ。極太ウスネはラン栽培農家とかで大規模な温室とか持ってないときれいに育たないのでは。温室の上の方や空いてるスペースに引っ掛けることとかできればうまく育つのかも。一方で極細ウスネは十分な設備のない人でもコツさえつかめばまず枯れない。ウスネの中で最も強健とすら感じる。ということで、初心者ほどよく売ってる極太ウスネではなく、極細ウスネをおすすめする。

Xylella fastidiosa(Wells et al., 1987) ピアス病菌なんたらで、最近は海外から珍しいウスネを買えなくなったので欧州などで維持されている節と節の間が広い系統の極細ウスネなどはもう買えない。