時期間差異

前回、業者間差異に関して述べた。今回は同じ業者であるものの、時期によって表現が異なる事例を検証する。

例1:

Tillandsia ionantha Two Tone

直近で買えるツートンと数年前に購入できたツートンでは表現が異なることが海外愛好家の間で指摘されている。購入される場合は由来のみならず、入手時期に関しても注意されたい。

例2:

Tillandsia ionantha Peanut

Tillandsia ionantha Hazelnut

これに関しては時期というよりは、販売元の米国Tillandsia Internationalが両種を混合して販売していることから、買う時期によって異なる表現に。そもそも両種は同一種で環境変異による表現の違いなのであろうか?引き続き検証していきたい。

当方の暫定的理解では、

ピーナッツ

・葉が筋肉質でぷりぷりしている

・葉は固め

・食べ物のピーナッツのように涙型で、上部にいくほど細くなる

・開花時に花包が全体の2倍以上の長さになる(花包と株全体の釣り合いがアンバランス)

ヘーゼルナッツ

・葉は細く折れやすい

・全体的にずんぐりむっくりしており、個体によってはまん丸になる

・花包は長い傾向があるが、ピーナッツほどは長くならない

・欧州で出回るHaselnuss、Hazelnootとも表現が異なる。

※Hazelnut、Haselnuss、Hazelnootの違いについては、別途記載予定。

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