【悲報】北陸アルミニウムのヤットコ鍋はアルマイト加工だった件

写真1.2022年7月撮影、なんとアルマイト加工。。。
写真2.不要とは思ったがいつものとおり野菜kzで茹でる
写真3.あのしょっぱなからアルマイト加工削れてるんですけど、hokuaとかの刻印なくシンプルに15cmというのはよい感じ
写真4.あつあつ鍋つかみ
写真5.先っぽがシリコンなのでアルマイト加工の鍋を傷(いた)めない

あきばおーで注文しといた北陸アルミニウムのやっとこ鍋が3週間くらい待ってやっと届く。ネット最安値だからなんかあるとは容易に想像できたけど、待たせ過ぎでは???空売り上等作戦とはいえ、もう待ってる途中あたりからイラねとなりそうになった。注文したことも忘れかけそうになるレベル。ネット最安値で買う勝利感とノンストレスに即入手できるが若干の浪費、どちらを取るかはあなた次第。。

ということで今回届いた鍋の紹介。

北陸アルミニウム

□品 種/ ヤットコ鍋
□サイズ/ 15cm,16.5cm,18cm,19.5cm,21cm,22.5cm,24cm,25.5cm,27cm,28.5cm,30cm
□本 体/ アルミニウム
□内 面/ 硫酸アルマイト加工 打ち出し加工
□外 面/ 硫酸アルマイト加工 打ち出し加工
□原産国/ 日本

品種サイズ
(cm)
JAN
コード
価格
(税抜)
価格
(税込)
重量
(g)
満水容量
(ℓ)
板厚
(mm)
本体高さ
(mm)
入数
ヤットコ鍋1549053170043442,3002,5302961.03.06849
ヤットコ鍋16.549053170043512,7002,9703621.33.07436
ヤットコ鍋1849053170043683,3003,6304191.83.08020
ヤットコ鍋19.549053170043754,1004,5105082.03.08820
ヤットコ鍋2149053170043824,5004,9505962.73.09220
ヤットコ鍋22.549053170043994,8005,2806573.23.09718
ヤットコ鍋2449053170044055,6006,1607684.03.010715
ヤットコ鍋25.549053170044127,0007,7008704.93.011010
ヤットコ鍋2749053170044298,0008,8009485.63.01158
ヤットコ鍋28.549053170044369,0009,9001,0726.63.01258
ヤットコ鍋30490531700444310,00011,0001,1978.03.01288
https://hokua.com/item/10069

開封してびっくり、なんとアルマイト加工あり。。。つまり傷がついたら終了、ボンスター(細目スチールたわし)で酸化被膜削り取ってリセットするとかもできない。。。しかも届いた時点で数カ所に傷がついており、すでに表面加工の崩壊は始まっていると。。。。。。数十年使う予定でいたけど、表面加工してあると長持ち無理じゃねと。表面加工なしのアルミだけなら、ボンスターで削りつつ、数十年にわたって普通に使えるはずだったのに。

アルマイトの鍋に中尾アルミのやっとこ鋏(JANコード:4571335098551、材質:鉄クロムメッキ、生産国:日本)つかうと傷ついちゃうので、以前あきばおーで買ったはいいけどほぼ使わず完全放置にしてた「あつあつ鍋つかみ」(JANコード:4965337018820、材質:スチール・ABS樹脂・シリコン、生産国:海外)をひっぱり出してきて急遽使うことに。これならつかむ部分にシリコンついてるから傷がつかない。買ったはいいけど、あまりの安っぽさに後悔しかしてなかったこの鍋つかみがホクアのやっとこ鍋専用の鍋つかみとして役に立つ日がくるとは思ってもなかった、結果オーライ。


ってか、やっとこ鍋を買う人の大部分はあの武骨なスチール製のやっとこ鋏を昔駅の改札口に立ってた駅員のにいちゃんのごとくかちかち打ち付けていきがっていたいはずなのにどうしろと。


アルマイト加工のやっとこ鍋とか誰向けに作ったのか正直わからないが、表面加工なしのやっとこ鍋が家の中にあふれかえってきていたところだったので、1個くらいはアルマイト加工のやっとこ鍋があってもいいやと素直に受け入れます。アルマイト加工なしのアルミむき出し鍋だと体調や気分によっては独特の金属臭を体が受け付けないことあるけど、アルマイト加工してあると金属臭はほぼ感じないのでそういう心配ない。使っているうちに、この鍋のよさが出てくるかも。

ちなみに、あきばおーで買ってすぐにあきばおーでのホクア製やっとこ鍋の取り扱いが終了してる。あきばおーでマイナーなもの買うと、買ってすぐに取り扱いが終了することあるけどなぜ?かっぱ橋でもホクアのやっとこ鍋売ってる店なかったような気がするし(アカオアルミの雪平鍋・やっとこ鍋売ってる店が大多数)、ネット上でも取り扱いしてる店が少ない希ガス。やはりアルマイト加工のやっとこ鍋とかやっとこ鋏で豪快につかんで運ぶとかできないので避けられてるのかも。あえてホクアやっとこ鍋を買う人がそんなに多くいるとも思えないし、生産してからコスト回収できるまで相当時間かかるであろう鍋業界は本当に大変かと思う。いつ生産終了になって突然手に入らなくなるかわかったもんじゃないから、気になったらとりあえず買ったほうがいいと思う。こんな厚みあってがっしりしたやっとこ鍋が1000円ちょっとで買えるとか北陸アルミニウムはちゃんとやっていけるか心配になってしまうほど。プロダクトとしての美しさも十分あるので、使わなくてもたまに手にとって眺めていると心の安寧が保てる(落ち着く)かも。いろいろと愚痴ってきたけど、やはり北陸アルミニウム殿に感謝しなくていけない一品。