【夢をありがとう】サカタのタネガーデンセンター70周年記念【2021年5月撮影】

写真1〜2.2021年5月撮影

せっかく2年前くらいに70周年を迎えていたのに、2023年12月24日をもって、72年の歴史を終えてしまう。残念すぎる。「おかげさまで70周年」とか言ってたじゃないですか、それから2年後にいきなり閉店はないですわ。何年も育ててきた産地情報・ナンバー付きのTillandsia atroviridipetalaを台風で紛失、数十年間使ってきたアルスのクラフトチョキを海外出張時に鉄道乗る際に保安検査やら職質受けて没収されたときのような喪失感に近い。まぁアルスの園芸鋏はほぼ同じ形のが今も現行品で売っているのだけれども、思い入れは相当強かった。海外出張の際は、いつどのタイミングで保安検査やら職質されて没収されるかわからんので、下手に愛用の園芸鋏とか持ち歩かないこと。現地に住んでれば取り返せるかもだけど、同行者いる出張中にそれをやるのは無理ゲー。

話は少々それたが、跡地はどうなるのだろうか。タワマンや大型商業施設とかが建ってしまうのだろうか。数十年間も関東地方の園芸の聖地であったのだから、跡地がどうなるかは御社の好きなようにしたらいいと思うけど、長年のファンの心情を察して記念碑くらいは建ててもらいたい。サカタのタネの関係者もこのブログをクリックしてしまってるみたいなので、とりあえずツイッターからご連絡ください。1万円あるいはもう少々くらいは出資しますので。

少なくとも72年はサカタのタネが所有していた土地と考えられるため(さすがに登記簿図書館、登記情報提供サービス、法務局いって不動産登記の確認とかまではしてません)、横浜市神奈川区桐畑2という住所は切り分けられることなく、番地が2でとまっているのが興味深い。地方ならまだしも、都会で「桐畑2-3-4」とかでなく「桐畑2」でとまるとか珍しいのでは、知らんけど。なお、この住所は少なくとも1980年から変わっていない。市民グラフヨコハマに掲載されていたサカタのタネガーデンセンターの住所は今と同じく桐畑2のまま。

ただ単に園芸店行って植物の知識を増やす、復習、最近のトレンド把握するのもいいけど、その土地の由来や登記上は誰の所有になっているか深掘り調査するのもおもしろいと思う、やらんけど。